2021年度年末調整&法定調書の提出ログ
目次
2021年(令和3年)の年末調整と、法定調書(主に給与支払報告書(従業員からすると源泉徴収票))の提出のログ。はいもう既に名前からしてややこしい。いやだもうこんな季節は。eTaxで電子申告なんて言ってるけど、サイトもクソわかりにくければマイナンバーカードのリーダライタが動かないなどもあって夜中3時近くまでかかった。
概要
- 年末調整忘れてた
- MFクラウド年末調整&MFクラウドマイナンバーを新しく使ってみた
- 法定調書は国税と自治体(僕の場合は福岡市)の両方に提出する必要がある
- 国税はe-Tax, 自治体はeLTAX
- eLTAXはWeb版では給与支払報告書の提出ができない=Macは詰み
- MFクラウド年末調整は電子申告に電子証明書が必要だが、これはマイナンバーカードの証明書ではNG
- JPKI利用者ソフトでダウンロードした
.cer
ファイルも.txt
ファイルも受け付けない - 証明書発行団体にCDとか送りつけて発行しないといけない
- めんどくさすぎて意味ない
- JPKI利用者ソフトでダウンロードした
- 個人事業の確定申告の代わりに、会社で年末調整すると個人の事業所得や経費を書く欄がある
- 家事按分とかもした家賃・水道光熱費・通信費も入れれた
- 徴収高計算書と年末調整(法定調書合計表?給与支払報告書?)は別
- 特納の場合は徴収高計算書は1~6月、7~12月で2回に分ける
MFクラウド給与で各種書類DLできる
https://payroll.moneyforward.com/reports
eLTAXでの電子申告は無理でも、この給与支払報告書&総括表に、普通徴収の申請書をつけて(必要な人のみ)持っていけばよさそう。
源泉徴収所得税について
源泉徴収所得税って普通は毎月納めるものらしいけど、特納(納期の特例)を受けると年2回でいい。
源泉徴収した所得税及び復興特別所得税は、原則として、給与などを実際に支払った月の翌月10日までに国に納めなければなりません。
しかし、給与の支給人員が常時10人未満の源泉徴収義務者は、源泉徴収した所得税及び復興特別所得税を、半年分まとめて納めることができる特例があります。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2505.htm
区切りは1~6月、7〜12月となる。「納期等の区分」が特納の場合はこの2パターンなのに、フリーテキストで月を書かせるからわかりにくい。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/zeigakuhyo2012/data/08.pdf
また未払いがあったり、それが1年を跨ぐと手続きがかわってめんどうそう…。少なくとも年末調整は実際に支払った額ではなく支払確定した金額で正しい税金を算出するみたい。
e-Taxで電子申告後はそのままクレカ納付
クレカ納付ができるのはポイントつくから嬉しいはず。口座振込もできる。ただクレカ払いすると納税証明書?の発行に時間がかかるらしい。
自治体の個人住民税の源泉徴収
国税の所得税の厳正徴収と同じく、自治体も個人住民税の特別徴収をおこなっている。ただ年間給与が96万円以下だったり、未払いの給与があるものは普通徴収となり、その普通徴収の申請書を「給与支払報告書(個人別明細書)」「法定調書合計表」と併せて自治体に提出する必要がある。
NTT ICカードリーダーライタがM1 Macで読み込めなくなっていた
自分のは2019年からこれ。画像付きレビューの1番目は自分です。
この人のブログを真似して、ちょっとウイルスやなりすましが怖かったけど、ここからMacOSX用のドライバをダウンロード&インストールして無事認識するようになった。
上記で案内されていた大元のメーカー?のドライバーインストールページ↓
https://acsccid.sourceforge.io
その他
今年は年調ソフトというチラシが入っていた。MFクラウド年末調整がある(それも電子証明書がないから使えないけど)から、出番はなさそうだが、少しでもこのくそめんどうな領域に踏み込んでくれるサービスに期待したい。
同じくeLTAXに憎悪感じた人