2022年度(2022.2.1~2023.1.31)の決算申告のログ
まとめ
- MacでもiPhoneでもeLTAXはやはり利用できない
- e-taxにある「納付情報登録」だけでは確定申告したことにならず、「作成済みのデータを使って申告」から貸借対照表や勘定科目明細書、法人概況の書類などを提出しないといけない
- 私は全力法人税を毎年使って作成しています
- クレカ納付にしろスマホアプリ納付にしろ、基本国税はe-taxで申告後に取得できるリンクから納付したほうが安心
- 納付だけ各委託業者のサービスで先にやっても大丈夫だが、結局申告自体は全員しないといけないので
今回の間違い
所得が0なので国税に納付する法人税は0なのに、間違って県や市に納める法人住民税の均等割をスマホアプリ納付で国に払ってしまった。
【納付先税務署】
西福岡税務署 → 福岡市中央区大名に本店があるので福岡税務署が○
【納付税目】
法人税 → ある意味、国に収めるのは法人税であっているが所得が0ならそもそも法人税は0
【納付額】
21,000円 → これは法人県民税の均等割だったのでそもそも国に収めるものではない
法人が納める税金の種類
似たような名前があって、それぞれ納める先が違うのでわけがわからないよ。
- 国税(申告をe-taxで行えるもの)
- 法人税
- 地方法人税
- 地方に納める税金(申告をeLTAXで行えるもの)
- 法人住民税
- 法人県民税 → 西福岡県税事務所
- 法人市民税 → 福岡市長宛(市役所に申告)
- 法人事業税
- 法人住民税
https://sogyotecho.jp/corporate-tax-3/
福岡のややこしい点
福岡税務署、西福岡税務署、西福岡県税事務所と似たような建物があり、また福岡国税局というのもありわけがわからない。
福岡市中央区大名に本店があるならこう。
- 国税→福岡税務署(天神北のエンジニアカフェの上のとこ)
- 県税→西福岡県税事務所(赤坂駅の左すぐのとこ)
- 市税→福岡市役所(市役所は天神だが、法人税務課はキャナルの東の博多区役所新庁舎の中に移動になった)
正しい決算申告手続きの手順
あくまで弊社の場合ですが
- マネーフォワードで今期分をきちんと帳簿付けしておく
- 借入金の返済で利息と返済額が合算してないかなど注意
- 全力法人税で申告データを作成
- e-taxで「作成済みデータを使って確定申告」する
- ここで国税が発生するなら、取得したリンクからスマホアプリ納付なりクレカ納付する
- 福岡県税事務所に申告
- 全力法人税で出力したPDFを印刷して持っていく。MacはeLTAX非対応なので。
- 県民税(自分の場合は均等割の21,000円のみ)を県に納付する。実際には納付書で主要な銀行で納付するしかない。eLTAXならPay-easyに対応しているらしい
- 福岡市役所に申告
- 全力法人税で出力したPDFを印刷して持っていく。MacはeLTAX非対応なので。
- 市民税(自分の場合は均等割の50,000円のみ)を市に納付する。県民税同様、納付書で銀行で納付。
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