2022年度 MFクラウド会計での決算申告のメモ
MFクラウドで決算書を確認したら、この財務諸表だけでは書類がたりないので全力法人税にインポートして申告書類を作成。
全力法人税はMFクラウドと相性いいし、最終的に申告書の出力には21,000円/年課金しないといけないけど、圧倒的に楽と思う。
概要
- e-tax(国税。書類は届かないが申告のみ必要?)
- eLTAX(地方税申告。法人県民税と法人市民税。県税事務所と市役所宛の申告。DL版しか申告できないためMacは不可)
e-tax利用準備
法人税申告なので当然e-taxも法人用の利用者識別番号を発行していないといけない。もし法人設立ワンストップサービスを利用して設立したなら、その時に発行されているはずだ。またその時に電子署名用に代表者個人のマイナンバーカードとの紐付けも行ったらしい。
e-taxのログイン時はマイナンバーカードでは個人のアカウントにしかログインできないので、法人用の利用者識別番号と暗証番号(といっても英数字含むパスワード)を入力してログインしないといけない。初回は申告メニューがグレーアウトしているが、これは利用者登録を行えば使えるようになる。
必要書類
- 福岡県福岡税務署 長殿
- 西福岡県税事務所 長殿
- 福岡市 長殿
e-taxへのエクスポートは個人ではなく法人の利用者識別番号を入力していないと、e-taxで送信したあとに受信通知でエラーが返ってくる(つまりエクスポートからやり直しになる)ので注意。
e-taxへのインポート
全力法人税から出力したデータは、Macデフォルトの解凍ソフト「アーカイブユーティリティ」では文字化けしてうまくいかなかった。代わりに「The Unarchiver」で解凍したら無事きれいなxtxファイルがでてきて、上記からインポートしたらいけた。
もし期限に間に合わなかったら
今回は所得がマイナスなので国税に納める所得税なかったが、本来はこれに延滞料がかかってくる。それよりも、もしe-taxの受信エラーであったり、間違って個人のアカウントで申告してしまったりして期限を過ぎた場合は、2年連続でやらかすと青色申告の資格を取り消される。これはまずいのでちゃんと余裕をもってやろう。
地方税の申告先と納付方法
自分の場合はMacなのでeLTAXでの地方税(県民税・市民税)の申告ができない。なのでPDFを印刷して申告先に持っていった。ただ税金の納付は各銀行窓口などで各々が納付する。
福岡市中央区大名に本社がある場合の申告先
- 県民税:西福岡県税事務所(赤坂あたり)
- 市民税:福岡市博多区役所新庁舎9F 納税管理課(今年移転した)
注意点としては、地方税申告書以外の書類(財務諸表など)の提出は不要で、県民税と市民税、それぞれ対応の申告書1枚だけを渡してすぐ終わりだった。また福岡税務署(国税の福岡担当支部?)はまた別で、エンジニアカフェの近くあたりにあるので注意。