🏡まったのブログ

freeeとマイナンバーを使ったリモート確定申告(2回目)でつまづいたこと

フリーランスが会計ソフトfreee, マイナンバーカード、ICカードリーダライタを使ってリモートで1日で確定申告をした時、2回目にも関わらずつまづいた点のメモ。

前提

まず一番お得な青色申告(65万円控除)をする。現金払いの時は宛名書きのある領収書(レシートも可で間違いないはず)をfreeeアプリで毎回写真撮って入力する習慣をつけていること。個人のお財布から事業経費を出す時はZaimなどの家計簿アプリできちんと出費記録を取っておくのも忘れずに。

ただカード払いや銀行引落であれば電磁的記録が残っているのでレシートはいらない。しかし気をつけるのはSuicaなどのチャージをした支払いは認められず、またモバイルSuicaの利用記録は過去24週の100件まで?しか参照ができないため、モバイルSuicaを使う人は基本仕事とプライベートで2枚持ちしかつ数ヶ月ごとに利用履歴を印刷せねばならない。

またWeb系フリーランスなどスタバで仕事をする機会も多いだろう。もしスターバックスカードを利用しているとこれもチャージ金額は経費としては認められないはずなので注意。

確定申告書の読み方で忘れていた点


第一表には65万円を差し引く記述はない。左上に収入(≒売上高)は一応載っているものの、あくまで「原価と経費と65万円を差し引いた後の所得」から基本的な控除を引いて、所得税を算出するプロセスが書かれている。

減価償却をある年度で一括償却できる

Macbook Pro は10万円以上するので固定資産として登録し、減価償却していた。今年は税金を安く抑えたかったので、残っている金額を一括で償却した。これはfreeeの固定資産の「償却する」を押すだけでよしなにやってくれる。

WiFiのあるカフェで仕事した時の飲み物代は経費にできる

これはプライベートの財布から払う人が多いと思う。なので私はZaimに登録していて、かつクレジットカード(Kyashというプリペイド式デビットカードを愛用している)で払った物のみを、Zaimからエクスポートした後に抽出して、freee側にインポートさせた。
ただしあくまで会議費としての計上なので食事代は一人で仕事した時には当然含まれない。ただしクライアントとの打ち合わせで使用した場合は食事代も会議費もしくは交際費などに含めて良いそうだ。

アプリ入れ直した


Javaに加え、JPKIソフト、電子申告ソフトをインストールし直した。ただし昨年入れたの一部だけが更新されるようよしなにやってくれたようだ。


ただし入れた後の再起動を忘れずに。出ないと読み込みが失敗する。

カードリーダーは読み取り中はピカピカ光る

これについては昨年Amazonのレビューに書いていたので割愛。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RMTO8HHV4COTJ/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B017Y8QV4O

e-Taxで設定した暗証番号は英数字

暗証番号と言いつつ英数字のパスワードのことだった。電子署名系ではこっちを入力させられることが多い。

小規模企業共済に入っておけば良かった

小規模企業共済(フリーランスの退職金積立)に入ると、その積立に払った金額は全額控除されるそう。つまり経費として計上できるのに将来丸々戻ってくるお金だ。ふるさと納税の返礼品が将来の現金という感じらしい。時すでに遅しだが入っておけば良かった。

まとめ

昨年やったとはいえ、年一回のイベントなのでなんだかんだ手こずる。特に減価償却と家事按分、またプライベートの財布から出た事業経費などの計上をもっと楽にできるといいと思う(論理的な結論なし)。